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バランシング
スマイルチャレンジウォーキング_logo3.gif
はじめに
日本は自国でのパラリンピック開催を経験、バリアフリーという言葉も浸透し、社会全体の障害者理解が進んできているように感じられます。ノーマライゼーションという言葉も徐々に社会に浸透して来ています。しかし、ひとりひとり、自分の身近なところではどうでしょうか?
日常の中で、知的障害者と健常者が、当たり前に接する機会はまだまだ足りていないのではないでしょうか?また、新型コロナウィルスという見えない敵の出現により、体調不良や引きこもりになっている人たちも多くいるはずです。
そこで、健康はもとより、知的障害者と健常者が共に助け合い参加できるウォーキングイベントにより、知的障害者の方々と触れ合い、相互理解を深めるためのイベントを企画・開催します。
東京は解放感あるお台場や有明エリア・札幌は自然の豊かな都会のオアシス中島公園での魅力や美し
さなどを体感し、リフレッシュして安心してリラックスできる環境のもと、一緒に体を動かすことで、障害者・健常者の線引きなく、自然に笑顔になり、会話が生まれることが期待できます。
本イベントは、健康増進とノーマライゼーション社会の実現を掲げ、その輪を地方にも広げていくことを目指します。
細いストライプ
主催
一般社団法人スマイルウォーキング倶楽部

私は、ウォーキングを通して「メンバーの一人ひとりが何ができるのか?」を探求し、障害があるから“できない”“させない”と決めてしまわず、彼らの可能性を信じ、そして夢を大きく持ち、未知なる可能性を広げるためのきっかけ作りをしたいと考えました。

人は、日々の生活の中で多くの人と出会い、様々な経験することで成長し、人生を豊かにしていきます。

障害があったって、国も言葉の壁も関係なく “大きな世界” へと飛び出し、共に成長し夢に向かう喜びを身体で感じてほしいのです。

これからの若者たちを巻き込んで、障害の有無に関わらず、お互いを理解し、歩み寄ることで、​『ノーマライゼージョン社会』は身近なところから実現できると確信しています。このスマイルウォーキング倶楽部はその目標に向け、今、大きく『歩』を進めています。

代表理事 高木真理子

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SDGs連動型のイベントです。

SDGSの根幹を成す、「だれ一人取り残されない」という理念に基づき、どんな境遇に生まれ、どんな環境にある人も、その人らしく生きられる社会の実現を目指し、「障害者の自立促進」と「健常者との相互理解の場の創出」に向けて活動中。

目標3

【すべての人に健康と福祉を】

ウォーキングの正しい姿勢・歩き方 を学び、日常生活の中に取り入れる ことで、歩く動作に運動という付加 価値を加え、健康増進へ導く。

目標4

【質の高い教育をみんなに】

ファッション・エンターテインメン トの観点から身だしなみ・マナーを 学び、社会に自主参加できる障害者 を生み出していく。

目標8

【働きがいも経済成長も】

一般就労可能な人材を育成することで、障害者を納税 者にするとともに、障害者にかかる税金を抑制する。 また、当イベントを通し障害者とふれあうことで、現場課題である障害者への対応の仕方を学び、働きやすい環境作りに役立て障害者の離職率を下げる。

目標10

【人や国の不平等をなくそう】

すべての人が同じイベントに参加し、相互理解を深 め、ゴールという目標にむかって達成感を共有する。 障害者とコミュニケーションを取ることで、障害者 に対する固定観念の払拭につなげる。

窓からの眺め
知的障害者に関わる
日本のノーマライゼーションの現状と課題

01

知的障害者は身体障害者と比べ、自らの思いを声としてあげることが難しいため、 的確なニーズ把握ができず、結果として当事者目線の欠落した施策やサービスと なってしまうことがある。また、知的障害者はこういうものというステレオタイプな思い込みもある。保護者や家族、身近な介助者の意見の傾聴をしてみる必要がある。

02

「障害者は施設に収容すべき」だった時代から、「障害者も地域で暮らすべき」と いうノーマライゼーションの考え方がすそ野を広げているが、実際の地域社会におい ては、受け皿となる地域住民の理解がまだ十分とは言い難い現状がある。 知的障害者のことをよく知らないことから起こる「怖い」「めんどうだ」という概念 の払拭が課題であり、自然な形で共に生活・社会参加できる場が求められる。

03

法律や制度は整ってきたが、職場においては、従業員の障害者への理解が進んでいる とは言えない。相互理解を築くためには、実際に障害者と健常者がコミュニケーショ ンをとり、従業員は障害者に対してどのような配慮や対応が必要なのかを知ることが 大切である。そのことにより、障害者にとって働きやすく、安定して働ける環境構築 につながる。座学の研修もさることながら、イベントなどの場が効果的である。

わたしたちの考えるノーマライゼーション社会を実現するために
“大切な2つのこと”

「あげる(何かをしてあげる・守ってあげる)」ではなく、
障害者や高齢者の「する(自立・自律)」に対して支援すること。

障害者・健常者が共に行動し、コミュニケーションを持ち、
それぞれに対する理解を深めることができる場を増やすこと。

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スマイルチャレンジウォークとは
障害者も健常者も同じコースを歩くことにより、
一人一人が自分の可能性に
チャレンジすることのできる
ウォークイベント

● 五感を育てるチャレンジ
● 健康を再認識するチャレンジ
● 自分の可能性に気付くきっかけのチャレンジ
● 達成感を味わうためのチャレンジ
● 一人じゃないよと気づくチャレンジ
● 友達を作るチャレンジ
● やってみよう!とやる気を起こすチャレンジ
● 住んでいる町の魅力を再発見するチャレンジ
● 「ノーマライゼーション」の意味を考えるチャレンジ
● 自然と触れ合うチャレンジ
● 自信をつけるチャレンジ

スマイルチャレンジウォークが
貢献できること

コミュニケーション

コース途中に盛り込まれたビンゴなどのゲームを通して、笑顔や交流が生まれ、障害者と 関わったことのない方でも、ウォーキングという共通の空間の中で、自然とコミュニケー ションをとる機会ができ、障害者を知るファーストステップとなります。

健康増進

経験や用具不要で、どなたでも参加できます。競走ではなく完歩にこだわることもなく、 自分のペースで、イベントを楽しみながら、美しく正しい歩行姿勢を習得することができ ます。運動不足解消、健康的な体づくりに貢献できる企画となっています。

雇用機会の創出

企業にとって、障害者に対しての理解不足やサポートのノウハウがないことは大きな課題 となっています。そのことの解決の場となり、障害者を受け入れる企業や職場でサポート する社員の方々の理解が深まる場となります。

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